福智山の山頂近くの「荒宿荘」にバイオトイレを
環境配慮、その場で処理
自然にやさしい山小屋でありたい。
小倉南区、直方市、赤池町にまたがる「福智山」(901m)山頂近くにある
「荒宿荘」にバイオトイレを設置する計画を、山岳愛好家グループ
「筑豊山の会」(太田徹哉会長、17人)が進めている。
総工費は約500万円。太田会長は「福智山は北九州や筑豊に生まれ
育った者の心の糧。トイレを、みんなで山を大切にする象徴にしたい」
と話している。
同山は展望の良さで知られ、年間20万人が登山。荒宿荘は68年に
北アルプスの剣岳で遭難死した同会会員の遺志を受け、残ったメンバーが
自力で資材を運び上げ、3年8ヵ月後に完成させた。無料で利用でき、
登山者の多くが世話になっていると言う。
だが、トイレがないのが長年の課題だった。特に女性からの設置要望
の声が大きく、同会は10年前に県から設置許可を取得し検討してきたが、
うまい処理方法が見つからず、結論が延び延びになっていた。
そんな中、処理がその場で完結するバイオトイレの存在を知り、
導入を決めたという。
35度の温度を常に保つ必要があるが、動力は会員がガソリンを運搬して対応。
既に小屋の隣接地の地ならしを始めており、来年にも建設したい意向。
同会は賛同者からの寄付を広く呼びかけている。
郵便振替(振替記号 17460、番号 29238231)。
問い合わせは太田会長 п@093・601・6194。
H17.4.12 毎日新聞記事より
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