簡単な三角点の知識
三角点は、三角測量を行う時に地表に埋定された基準点のこと。
それでは三角測量とは何か?
17世紀に発明され20世紀まで広く用いられた、三角形の性質を利用した
測量の方法。
1. まず、キョリを測りやすいように、平坦な土地を選んで二点を取り、
その間のキョリを正確に測定します。
2. 次に、他の場所に点をもう一つ取り、それらの三点を結ぶ三角形が
できるようにします。
3. そして、三角形の3つの角の角度を正確に測り、三角形の角度と
辺の長さとの関係の式(正弦定理)を使って計算します。
※正弦定理
三角形の各辺 a,b,c と各角 A,B,C の間には
a sinA = b sinB = c sinC
と言う関係がある。
4. したがって、それぞれの点の間のキョリが求められます。
5. 後は、新しい点を一つ取り、すでにキョリを計算で求めた他の二点と
三角形を作って同じことをくり返していきます。
日本では、まず三角形の一辺が45kmになるよう一等三角点を設置し、
さらに25km間隔となるよう一等三角点補点を設置し、
さらに細かい三角網をつくるため二等三角点、三等三角点、四等三角点
を設置し 地形図が作られました。
山頂などにある三角点の標石の文字は読めないことがあるので、
一辺の長さを測って等級を知る。
一等→18cm角 二等と三等→15cm角 四等→12cm角
現在は科学技術が発展し、レーザー光線という特殊な光を使い、2点間で
光の届くのにかかる時間を正確に測定することによって、
数十kmのキョリをcm単位で正確に求められるようになりました。
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