山菜取りの楽しみ
春の到来とともに、フキノトウやツクシが顔を出し、あちこちで生命の
営みが始まる。
野に育った山菜の味は、ほろ苦く、ほんのり甘く、栽培野菜にはない
自然の味と香りがする (^_^;
そして秋になるとアケビ、ヤマブドウ、グミ、イヌビワ、ヤマグリ
など木の実が実る。
万が一、食べ物が不足しても食べられる山野草を知っていれば、自然の
恵みのおすそ分けにあずかることができる。
初めの内は、よく知っている人に教わろう m(_ _)m
若芽や葉、茎を採る時は、ナイフで切り取るようにし、絶対に引き抜いて
はいけません。根を残しておくと来年も同じ所で採れるのです。
食べる分だけ採り、採り過ぎないよう充分注意しましょう (^.^)
下ごしらえ
採って来た山菜は、水でよく洗い、葉も一枚ずつ丁寧に洗う。
次にアクを抜くため、塩を少し入れて茹で、冷水に取って冷ます。
ウドや花を食べる物は、酢水に入れてさらす。
ワラビとゼンマイだけは、平らな器に入れて木灰か重曹をまぶし、
上から熱湯を注ぎ、軽く重石をする。そのまま一晩置いておく。
片手で軽く握れるくらいの量なら、重曹を少し入れた湯で軽くゆがいて
水に晒せば、すぐに料理に使える。
平成10年の3月下旬、宮崎県の烏帽子岳に友人と登った時、ワラビを
数本採ったので、キャンプした次の朝、さっとゆがいて味噌汁に入れて
食べると、インスタントとは思えないほどおいしかった。
清宮のご婚約発表に関連して、職場の上司が宮様の手作り、御所で採れた
「ツクシごはん」をご相伴に与った由、感想を述べられていました。
そこで、
その1
ツクシのはかまを取って、さっと茹で、冷水に取る。だし汁、しょう油、
みりんで煮た後、炊き上がったご飯に混ぜる。
その2
ツクシは茹でて、油でさっと炒め、砂糖、しょう油で薄味に煮ておく。
次に、塩としょう油の薄味で炊いたご飯の炊き上がりに、下味をつけた
ツクシを混ぜる。油揚げの細切りを入れてもよい。
その2の方が難しそうだが、おいしそう (^.^;
デザートやおやつにしたい木の実
春から初夏にかけてお世話になるのが、イチゴ類です。近くの山に
出かけて、水筒を忘れた時など水代わりに食べます。ナワシロイチゴ、
クサイチゴ、フユイチゴなど。
夏はヤマモモの実を拾って、果実酒にする。
秋には、イヌビワ、ヤマグリ、エビズルなどに出会うことが多い。
自生しているヤマグリは果樹の栗より小さいが、味はよい。
マタタビもよく見かけるが、食べて美味しいものではないので、
取らない。
有毒植物
毒草はたくさんあるが、私の知っているものだけ述べよう。
有名なトリカブト。
芽出しから若葉の頃まで、ニリンソウと区別がつかない。前年に花を
確かめ翌年摘むのが無難。そうまでしてニリンソウを食さなくても
いいと思うが・・・
キツネノボタン、ドクゼリ
どちらも食べられるセリに似ている。
キンポウゲ
薬草のゲンノショウコに似ている。花が咲くと分かる。
ドクニンジン
食べられるシャクに似ている。
ムラサキケマン、ミヤマキケマン
きれいな花で、ニンジンの様な葉をしている。
キョウチクトウ
街路樹に植えられている、紅色をした花が咲く。毒が強い。
そのほか
キツネノカミソリ、アセビ、ヨウシュヤマゴボウ、スズラン、
ツリフネソウ、マムシグサ、ハシリドコロ、ヒガンバナ、フクジュソウ、
ミズバショウ
キノコ類には手を出さない。
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