磁北線の重要性
できれば、2万5千分の1の地図のいずれかの1枚を手元において、
このメルマガを読んで欲しい。
右側の余白の部分には、大切な多くの情報が印刷されています。
一番上の記号などは、大方常識があれば理解できると思う。
広い二重線は、幅員5.5m〜13.0mの道路、
狭い二重線は、幅員3.0m〜5.5mの道路、
実線は、幅員1.5m〜3.0mの道路、
破線は、幅員1.5m未満の道路、
広い二重線で色のついている道路は国道でカッコつきで
路線番号が入れてある。
(10)−−−→ 国道10号線の意味
以上は最低限の知識として確認してくださいね!!
真ん中から少し下に、索引図とあって、9つのブロックの中心が
小さな斜線になっているのが、本地形図です。
地形図本体の余白、東西南北に隣の地形図名が書いてあります。
たとえば、
「行橋」の地形図の場合、行橋の下(北)に4分の1位の大きさで、
「刈田」、右手の余白(東)は「箕島」、下の余白(南)は
「豊前本庄」、左手の余白(西)は「金田」と書いてあります。
そのまま9つのブロックの上の列の真ん中が刈田、右の列の真ん中が
箕島、下の列の真ん中が豊前本庄、左の列の真ん中が金田。
次に一番下、横棒に目盛りを打ってあるのが縮尺です。
大きく500ごとに目盛りが打ってあります。
500は500m、1000は1000mの意味で、500は2cm、1000は4cm
ありますよね?
ここで余り深く考えないで、”1000mは1キロ、4cm”と覚えてしまいましょう(^^;
次に少し戻って、索引図の斜め少し上に”磁針方位は西偏○°○○′”
とありますね?
行橋の地形図ですと、西偏6°40′、コンパスの赤い針は真北よりも、
西に6度40分傾いていますよ、と教えています。
そこで、本地形図に垂直から左に6°40′傾いた、4cm間隔の線を 引きます。 ←磁北線
では具体的に、
筆記用具は、鉛筆かシャープペンシルが良い。
余白を除いた一番右の角を0にして、4cm間隔で印を打っていきます。
32、28、24、20、16、12、8、4、0、右から左へと。
それから(0,0)の地点に、半円分度器の中心を置き、目盛り90
から左に6.5(6°30′) ←40′ではないことに注意
の目盛りの所に印をつけます。
同じように、(0,4)、(0,8)、(0,12)、(0,16)、(0,20)・・・・
の地点を中心にして左に6.5の印をつけます。
つぎに、「初めの4cm間隔の印」と「左に6.5の印」に定規を
当てて、「左に6.5の印」を通過する時、少し左側に線を引く。
これはあくまで私のやり方ですから、
そんな細かい作業はできない!
という方はもっとよい工夫をしてください(^^;
気をつける事は、
この6°40′の磁北線を完全に無視した場合、1km直進すると
地図上の1km先とは110m以上も東にずれてしまいます。
たかが10′の角度ではないですね!
この辺りの理屈は、地震で地上の小さい揺れでも高いビルの上では、
大きい揺れとなって現れることでも分かります。
◇ 雑談 ◇-------------------------------------------
ここ数回のメルマガは、地図を読む為の知識や方法を述べていますが
”ああ、解った、解った!”だけでは役に立ちません。
山登りを始めて2年くらいの頃、泊まった九重の法華院温泉を出て、
大船山の登山口を目指すとき、反対に進んでいて、30分位して
方向の間違いに気づいて後戻ったことがあります。
多分、コンパスの針が止まらないうちに読み取ったものと思われます。
この様に少なからず失敗をして、徐々に体で覚えていくものだと思います。
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